10月26日発表の東映アニメーションの第1四半期と29日の株価

 10月26日金曜日15時30分に発表された東映アニメーション(銘柄コード4816)の平成31年3月期第2四半期決算(4月1日から9月30日)は、対前年同期比で1ケタ増収、30%台の増益で着地でした。

 連結経営成績は、売上高が257億79百万円、営業利益79億18百万円、経常利益82億15百万円、最終純利益(親会社株主に帰属する四半期純利益)は58億9百万円となり、売上高は9.1%増、営業利益は32.8%増、経常利益30.8%増、最終純利益35.7%増となりました。前年は対前年比で売上高は18.6%増であり、売上高の伸び率が低下し、営業利益、経常利益も30%増は維持したものの、伸び率は低下する一方、最終純利益は前年の25.0%増から増加しました。

 聖闘士星矢関連やドラゴンボール関連のアプリゲームが好調であったことや中国向けの大口映像配信権の販売本数増加や北米向け映像配信権の販売などの収益性が高い海外映像販売事業が好調であったことで映像制作・販売事業と版権事業は増収増益を確保したそうです。また、持分法による投資損益が前年の損失から22百万円の利益に転換したことや受取配当金の増加や前年同期にあった滅損損失が今期なかったことも利益に貢献したようです。

 一方で、海外でのセーラームーンのグッズ販売が好調であった反面、国内において「ワンピース」や「ドラゴンボール超」のタイアップ・キャンペーン関連商品販売が軟調であった商品販売事業が減収減益となり、前年同期比にあった「ドラゴンボール超」に相当する催事関連がないことで、催事イベントやキャラクターショー等のその他事業が減収・赤字に転落しています。

 映像制作・販売事業においてもテレビアニメの放映本数の減少や前期にあったブルーレイ・DVDのコンテンツ部門での「美少女戦士セーラームーンCrystal」や劇場アニメでの「劇場版マジンガーZ/INFINITY」に相当する作品がなかったことで売上、利益面での伸び率鈍化に繋がったようです。

 なお、10月29日月曜日の東映アニメーションの株価は、3455円の始値をつけ、3325円の安値をつけた後上昇し、一時3790円の高値をつけました。そして前営業日比225円高の3710円で取引を終えています。http://www.motorlaiviai.com/lacoco.html

10月26日発表の東映アニメーションの第1四半期と29日の株価